誰の家?

 

お隣の栗の木に鳥の巣らしきものがぷーらぷら。
ぷらぷらしているのならもう誰も使わないな。いただいちゃいました。
手のひらにちょうど収まるサイズ。
じいっと観察してみると、
主材料はシュロの繊維らしきもの。それがうまいこと成形されていて、
その外側にびっしりと苔があしらわれています。
苔は装飾?断熱?カムフラージュ?
で、ところどころにビニールテープも絡んでいて、
これは強度を出すため?
う~ん、軽くて強くて美しいなかなかの出来栄えです。

身の回りの材料の特性を見極めてさらっと本能でつくってしまう。
動物や虫って誰に教わるでもなくこんな技術を持っているなんて
少しうらやましいですね。

庭の木に付け直したら誰かが使ってくれるかな?

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